2014年07月23日
動機や殺害に
プレイ前には、証拠を集めて推理するゲームだから
他ジャンルのミステリー作品よろしく、自分が名探偵になって謎を解き、容疑者たちの前で演説するように推理を披露していくものだと思っていた威廉斯坦伯格钢琴。
だが、そうではなかった。
「推理」するゲームではなく「議論」するゲームだった。
事前に捜査はするものの、裁判の過程で判明する事実もあり威廉斯坦伯格钢琴、
また、捜査の段階で犯人や殺害のトリックなどの謎を解けたとしても、
集めた証拠が「言弾」としてどう機能するのかや、動機や殺害に至った状況など細かいことは分からないことが多くあって(あくまで俺の場合)、
それを、時にはキャラクターの発言をヒントにして考え、発言の矛盾を一つ一つ「言弾」を使って「ロンパ」していくことで、あいまいで雑然としていた推理が明晰かつ整然となっていくのは快感の一言だった威廉斯坦伯格钢琴。
もしこれが、謎解きを披露するだけのゲームだったら、「学級裁判」は、何も考えず機械的に行う作業になってしまいひどく退屈なものになっていただろうと思う。
購入を検討している人のために、少し個人的に少し引っかかったことを上げておく。
「ハイスピード推理アクション」と銘打っているだけあって、スピード感ある裁判が楽しめるのはいいけれど、その「アクション」の部分が結構難しい。
俺自身は、「ただの推理ゲーム」という先入観を持って始めた分なおさら気になってしまった。
画面上を移動したり回転する発言に「言弾」を当てるのだけれど、ゲームが進んで難易度が上がっていくと、これがなかなか難しい。
その結果「謎は解けているのに、アクションの要素が攻略できずに進まない」という状況になってしまったことが何度かあった。
上にあげた例は、「学級裁判」のメインとなる「ノンストップ裁判」でのことで、これはシューティングゲームの要素が取り入れられたところだが、他にもリズムゲームの要素や、「2」ではレーシングゲームの要素がある。
「ただの推理ゲームでとどまっておらず創意工夫に満ちている」と言えるかもしれないけれど、知らずに始めると戸惑うと思う。
アクション等が苦手な人は覚悟して、そして、謎解きとアクションとを個別に難易度を調節できる親切な機能がついているので、アクションの難易度を下げることを薦めたい。
このソフトは前述したように「1」と「2」がひとまとめになっているけれど、(そんな人はいないかもしれないが)「2」から始めるような横着をせず「1」から始めることを薦めたい。
「2」はストーリー上でも「1」の続きであるし、何よりゲームの難易度も「2」のが高い。
「1」 では、最初に起こった事件の謎解きは、正直、
「大丈夫か?このゲーム」
と思ってしまうような簡単さだったが(あ、後々ちゃんと手ごたえのあるものになっていくのでご心配なく)、
「2」 では最初から手ごたえのある難解さになっているし、そして裁判自体も長い。
Posted by wushiki at 18:14 | Comments(0) | mierkio